舞台はクザン共和国。次世代兵器の調整会議に出席する国防大臣が現地視察を強行することになり、草薙素子をリーダーとする「公安9 課」に対して、これを護衛すると同時に視察ルートを確保するという任務がくだされた。君たちはヘキサライドに乗って電脳空間にアクセスし、「公安9課」の一員として襲いかかる反政府軍との戦闘を体験する── 。
公安9課のメンバーたち
草薙素子 Motoko Kusanagi CV:坂本真綾
生まれた時から生身の肉体を持ったことがない、完全義体のサイボーグ。超ウィザード級とされるハッカースキルを持ち、自身の部隊を設立。仲間からは“少佐” と呼ばれている。
バトー Batou CV:松田健一郎
“眠らない眼” と呼ばれる義眼を持つ全身義体の元特殊部隊員。戦場を渡り歩き、数々の戦闘経験を持ち、特に電子戦を得意とする。戦場で草薙とも顔を合わせているらしい。
サイトー Saito CV:中國卓郎
元海兵隊のエース・スナイパー。狙撃に特化した義体を持ち、左目の狙撃支援システム“タカの目” で衛星とリンクし、長距離弾道狙撃を可能としている。ギャンブル好き。
パズ Paz CV:上田耀司
元陸軍警察の潜入捜査員。ナイフなどの近接格闘術を得意とし、内偵調査などで培った経験から、人を欺くことに長ける。旧態依然とした組織の中で能力を生かす場を求めていた。
ボーマ Borma CV:中井和哉
陸軍空挺特科第一出身の元特殊部隊員。爆発物を扱った特殊工作などを行っていた。電子戦の技術や、ネットの捜査能力も高い。外見とは裏腹に繊細な性格の持ち主である。
ロジコマ LOGICOMA CV:沢城みゆき
コンテナ内部に武器や弾薬を収容する熱光学迷彩装備の歩兵兵站用輸送支援車両。指揮官を識別し自律支援する程度の人工知能を持ち、電脳世界ではアバターとして出現する。
情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が「電脳」に繋がれた近未来。多発する電脳犯罪を未然に察知し、それを除去するために「公安9 课」に組織された攻性の独立部隊、通称-攻殻機動隊-。“全身義体”のリーダー草薙素子と過去のある“はぐれ者たち”が、凶悪な犯罪者たちに立ち向かう。
士郎正宗による原作漫画の発表後、アニメシリーズやハリウッド版実写映画など多数の作品が制作され、多くのアーチストに影響を与えてきた世界的SF 作品である。